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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年11月01日

楽しんだもん勝ち

この週末、家族で阿蘇へ旅行に行ってきました。


台風の影響で お天気も心配される中、
義父母と義姉を交えた一泊旅行。
恥ずかしながら 義父母とお泊り旅行は
結婚13年にして 初めてのこと。

というのも 義父母は大正生まれの 共に80歳超。
義母は温泉が苦手で (すぐにのぼせるらしい)
義父は いわゆる 「枕が変わると眠れない」タイプ。
日帰りの遠出はあったものの 泊まりはずっと敬遠されていた。

この旅行のきっかけは 春のドライブから。
毎年、県北へ日帰りで 「ワラビ採り」に出かけるのが我が家の恒例行事。
でも 今年は口蹄疫の発生で 
いつもお世話になっている畜産農家へ ご迷惑をかけたくなかったこともあり
車を消毒しながらのドライブのみとなった。

乗っているだけとはいえ 辛かったかなぁ、と思いきや・・・


「あのドライブは 本当に楽しかったね~」

その後、会う度にそう口にする義母。
そしてそのうち、
「お父さんが自分の趣味ばっかりで
どこにも連れて行ってくれんかったもんね・・・」

と、だんだん恨み節(苦笑)

義父も 今さらの告白に 肩身が狭そうだ。


主人と義姉と相談し、「オレは留守番する」と渋る義父を説き伏せて
(というより半ば無視して^^;)強引に計画。

「とにかくのんびり 無理せず行ってみましょう!」 

乗れないこともないが 荷物もあるので、
レンタカーにて 8人乗りをレンタル。
目指すは 「阿蘇」へ いざ、出発!

高千穂生まれの私にとって
阿蘇は庭のようなものだが(高千穂の人はみんなそう言うよ)
義父母は どうやら初めてらしい。

台風の影響でお天気は今ひとつだったものの、
その雄大な景色に 始終「キレイだね~」と喜ぶ義母。

そうだよね。
旅行を決めた日から 義母に「三越」より次々届く通販。
それは この日の為に注文した 帽子やカーディガン。

それを目にした主人の
「もっと早く 連れて行けばよかった」 の 大きな後悔も
義母の「ありがとうね」で 少しは軽くなったかな。





部屋についた広い露天風呂と 食べきれないほどの料理を満喫し、
翌日のお昼ごろ。
気圧の関係で 耳がおかしい、と言っていた義父の耳が直ったとたん

「今日はなんで こんなところに来てるんだ?
病院の帰りでもないし・・・?」


みなで 
「昨日、宮崎を出て温泉に泊まったんだよ、
美味しい料理を食べて 今から宮崎へ帰るんだよ」

と説明。

5分も経たないうちに また同じ質問を。
その度に 「ココは熊本よ。」「なんで熊本に?」の押し問答。

今に始まった事ではないので もう驚かないが、
環境の変化で サイクルが少し早まってしまった。
そのたび義母が「また変な事を・・・!」とたしなめるので
義父は 「もうオレはダメじゃ・・・」と シュンとなる。

でも 私が慰めると
「優しい言葉を どうもありがとうございます」と、
苦笑いしながら 茶目っ気&イヤミ(?)たっぷりで返すので
まだまだ大丈夫!(^^)!

義父さん、忘れたら何度でも説明するからね、
写真を見て みんなで楽しかった旅の話をしよう。



帰りの高速道路。
「次のパーキングで お茶飲んでおいでよ」
と 運転中の主人に声をかける。

家に帰り着き
「よく気付いたね」と 感心する主人。
最後尾に 子供たちと座っていた私が
なぜ睡魔に気付いたのかが不思議だったらしい。

そりゃぁ 13年も一緒にいれば
ルームミラー越しでも 分かりますって(笑)
夫婦の絆も 妙な事で再確認。



さぁて! 早く写真のプリントでもして
旅のおさらいをしておかなきゃ。
次の計画でもたてれば 義母のこれからにも張りが出るだろう。
(きっと逃げ腰の義父は もう忘れてるだろうし^^;)

たまには思い切って 日常を破る事もまた楽しい。
大正生まれにそう説くのは なんともおこがましいが・・・

人生は 日々、楽しんだもん勝ちだから♪
嫌だと言っても これからは連れ出しますよ。
覚悟してね、お義父母さん(*^^*)




  


Posted by あんじぃ* at 13:31Comments(4)ファミリー