2009年07月07日

星に願いを


テレビで流れる「臓器移植法案」のニュースを
ぼんやりと聞いていた。


莫大な金を払い、海外で子供の手術を受けさせる親。
日本でドナーを待つ 家族。

「一日も早く 日本で手術が受けられますように!」


そう願うのは 他人の私でも当然。




CMを挟み、次に映ったのは別の母親。
傍らには もう何年も「寝たまま」の状態の息子がいる。
「植物状態」という言葉は 今でも使われているのだろうか?


その母親はまだ若く、
一日を 彼の為に過ごす。
天気が良ければ散歩をし、体を拭く。
「こんな状態でも 大人の歯に生え変わったんですよ」
嬉しそうに微笑む母親。
アップになった彼の胸元は 微かに上下していた。
綺麗な顔の少年は 今にも起きてきそうなほど
活き活きとしている。



その母親に 今度の法案はどう映るのだろう。


星に願いを


時に 信じられない奇跡が起こる。
医学では到底、説明ができない という。
そんな事がある限り 人は諦められない。
ましてや 親だもの。 我が子だもの。


「臓器移植」という 神の領域のような事が
可能になった今、
沢山の命が救われている半面で
闇に消えてゆく 小さな命もある。
発展途上国の子供達。
「臓器」が欲しい為だけに 切り刻まれているという。


例えば 我が子が病に倒れ、
「この心臓があれば 生きてゆけます」
と 言われた時に
人は それを拒めるのだろうか?
「これが我が子の運命なのです」
と 受け入れられるだろうか?
「それ」が恐らく どこのどういったものの、だと知り、
「罰を受けるなら 私が」と 祈りながら 手を差し出してしまっても
それを 責める事は 誰にもできない。 きっと。




世の中は矛盾と混乱だらけ。
何が正しいのかなんて 誰にも分からない。




願わくば、息子の看病を続ける母親に、
この法案が日本で実施されるようになっても
悲しい言葉を浴びせる人がいませんように。





今夜は七夕。 そして満月。
願いをかなえてくれるというのなら
どうか、どうか。
せめて、私の愛する家族や 心優しい友人たちが
幸せに過ごせますように。

皆が皆、そう願えば きっと大きな輪になる。
誰かを思いやれば 
例えミサイルのスイッチを押す手も躊躇するだろう。





星に願いを。
あなたの祈りは なんですか?



星に願いを






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Posted by あんじぃ* at 10:55 │つぶやき

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