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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年05月15日

口蹄疫・知って欲しいから

※ 検索時、分かりやすいように
タイトルの頭に「口蹄疫」を付けることにしています。

また、決して不安や恐怖をあおる目的での
記事ではない事を ご理解ください。


     --------

少しでも全国の皆さんに 口蹄疫(こうていえき)の事を広めるために
ブログペット・ピクミーの方にも話題を広めています。

ピクミーから来て下さった ピコ友のみなさま。
ありがとうございます。

今現在、我が県・宮崎でおきている
「口蹄疫」という 家畜の病気について
知っていただければ嬉しいです。



  ※ 23:20 一部訂正箇所アリ
    -------

「口蹄疫」  とは 
ひづめが二つに割れた 「偶蹄目(ぐうていもく)」が 
おもに感染する病気です。
非常に強いウイルスで 人には感染しませんし、
その肉が市場に出回る事はありませんが、
人や車をとおし ウイルスが拡散します。

1頭でも感染が確認された畜産農家は 全頭殺処分です。
その後、5年間は 畜産できません。
農場内で埋去処分した場合、5年間飼育できません。
現在、宮崎県内で約8万頭の牛豚が殺処分対象です。

その8万頭の中には まだ生きている牛豚もいます。
処分が追いつかないのです。
家畜が弱ればウイルスが強くなるため、
殺されるのがわかっている牛や豚にエサやビタミンを与え
必死にウイルスの広がりを食い止めています。
母牛は 仔牛についた強い薬を 舐め落とそうとします。
真っ白な石灰がまかれ 家畜を埋めるための穴があちこちに掘られ
現場はまさに地獄です。


「東国原知事ブログ」

「川南町ムッチー牧場だよ~ん」


畜産農家は 精神的・肉体的にも とっくに限界を超えています。
「口蹄疫」と4月下旬に発表され 約一ヶ月、
ようやく政府が動き始めました。

この一ヶ月(正確には3月に一例目報告)、
畜産農家は孤独との戦いでした。
被害の拡大を防ぐため、人手も頼めず、
妻子は実家に避難させ
「持ち出さない・持ち込まない」の精神で
必要以上の外出も出来ません。
家畜が発病すれば 本来なら被害者であるのに
まるで「犯罪者」「加害者」のように罪の意識を感じます。

国からのワクチンは 大人の事情により
その多くが まだ発生していない他の県に 流れました。
「頼む!どうか宮崎で食い止めてくれ!!」という 
他県の畜産農家の願いと供に 少しずつワクチンが送られてきます。
本当であれば もしもの為に自分で持っておきたいことでしょう。
それほどまでに 恐ろしいウイルスなのです。


感染原因は 公にされていません。
ですが今、犯人探し・糾弾をしている場合ではありません。
このままでは 宮崎から牛や豚は消えてしまいます。
日本一になった 上質な牛肉・豚肉。
各地でブランド牛といわれるものの その多くは
宮崎産の種であったり 仔牛であることを考えれば
その被害は 宮崎だけにとどまらないでしょう。


恥ずかしながら 宮崎でもまだまだ「対岸の火事」という認識も多く、
スーパーから肉や乳製品の姿が消えない限り 危機を感じないのか?
という 歯がゆい思いでいっぱいです。



私は団体および畜産農家と 何の関係もない いち主婦です。
ただ、お肉が好きで乳製品が好きです。
子供達にいつまでも安全な国産の食を与えたいのです。

BSE問題の時、あれほどまでに 「国産を!」とこだわった日本人が
この危機に無関心であっていいのでしょうか?
我が県で食い止められなければ
日本の畜産は崩壊してしまうのです。


「会社だって倒産のリスクがある。それを見越しての 経営でしょ?」
と 言われる方もいらっしゃいます。

会社が倒産しても その職種が消えることはまずありません。
ですが 全国にこの被害が蔓延すれば
「畜産農家」という職種は 日本から消えます。
それどころか 「国産牛・豚」が 消えます。
感染した肉を、乳製品を 食べる勇気がありますか?
大げさなお話でしょうか?


決して危機感をあおっているのではありません。
「正しく 知って」欲しいのです。

いまだ、全国ニュースでは取り上げられないことも多いのです。
「大したことなかったね」で終れば それは

畜産農家の孤独な戦いの上にある 平和なのです。

   ---------


この記事を書くにあたり
ブログペットのピコ友さまから 大変な勇気をいただきました。



『ブログ拝見しました。りあんさんのブログも。。
涙が出ました。 実はこの件昨日初めてテレビで知りました。。』


『今日まで多少対岸の火事的にニュースを見てました
かなり大変な事になってたんですね。
鳥インフルの時の殺処分も 地獄をイメージする程の衝撃で、
それが再びやられているかと思うと、思考停止してしまいます。
九州全土がバイオハザード扱いって、ゲームでもあり得ない規模でしょ。
ニュース番組って報道規制でもしてるのかって位少ない様ですが、
逆に恐怖を感じます。
これから他のブログも見てきて、より正しい知識を得ようと思います。
終息しても復旧するのにどれだけかかるのか。想像も出来ません。 
(一部抜粋)』



ありがとうございます。 本当に嬉しいです。

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長く稚拙な文章を
最後まで読んでくださり ありがとうございました。
少しでも心に残ってもらえれば 幸いです。

  
タグ :口蹄疫


Posted by あんじぃ* at 21:31Comments(0)口蹄疫

2010年05月15日

口蹄疫・みんなにもできること


※ 検索時に分かりやすいように
タイトルの頭に「口蹄疫」を付けることにしてます。

また、
決して不安や恐怖をあおる目的での
記事ではない事を ご理解ください。




17:00 追記アリ

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殺処分作業等にあたっているみなさんが
使用するタオルが足りないようです。



そこでこちらにて
タオル緊急募集中です。



○バスタオル、フェイスタオル、タオルなど、
身体や顔が拭けるものであれば、
新品でも使い古しでもOKです。


【期間】
5月15日から当分の間

【宮崎市近郊の方】
 下記のところに、直接、お持ちいただけると助かります。

○時間帯
 午前10時~正午ごろ、少し遅れても構いません。

○場 所
 市民プラザ3階の市民活動センター内
(宮崎市役所となり)

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宮崎市近郊の方でも、
郵送でも受付いたします。

下記をご覧下さい。

【宮崎遠方及び県外の方】
 体制が整うまで、個人宅が送付先となります。

 申し訳ございませんが、送料はご負担ください。

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詳細は 
はりがね屋ホショ。

川南町ムッチー牧場だよ~ん

にもあります。
確認の上 ご協力いただきますよう
私からもお願いいたします。






~ 追記 ~

宮崎県知事のブログです。
「なんだかピンとこない」方は
この悲惨な状況を 想像してください。


  


Posted by あんじぃ* at 14:46Comments(0)口蹄疫